Arduboy ゲーム開発の基礎知識

ここはArduboyでゲーム開発を行う基本技術を説明するページです。

ライブラリ、起動関数、メイン関数

Arduboyの開発ではArduboy2.hをインクルードします。
Arduboy2のオブジェクトを宣言します。→下のコードにあるArduboy2 arduboy;
このarduboyに対し、各種のメソッドを実行します。 メソッド≒関数と考えておきましょう(厳密にはメソッドと関数は区別しますが、Arduboyのゲーム開発では気にしなくてOK) 本ページの解説ではメソッドを命令と呼んで説明します。
setup()に起動時の処理を、loop()に毎フレーム実行する処理(メイン処理)を記述します。
・begin()は処理を始めるための命令
・setFrameRate()で1秒間に行う処理の回数(フレームレート)を指定
 if (!(arduboy.nextFrame())) return;とセットで記述
・clear()が液晶画面をクリアする命令
・display()が液晶画面を描画する命令

●サンプルコード01 ※プログラムの骨組みです、実行しても何も起きません
#include <Arduboy2.h>

Arduboy2 arduboy;

void setup() {
  arduboy.begin();
  arduboy.setFrameRate(30);
}

void loop() {
  if (!(arduboy.nextFrame())) return; // 次のフレームまで処理をスキップ
  // 変数の計算など
  arduboy.clear();
  // 画面の描画処理など
  arduboy.display();
}

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